高校卒業資格を愛媛県で取るには

柑橘系の果物の山地として有名な愛媛県。
愛媛県人の特徴を一言で言うなら、素朴で明るく元気と言って良いでしょう。
もちろん地域差や個人差はありますが、冬でも比較的温暖で日照時間も多い土地柄ゆえに、全体としてそのような人が多いようです。

愛媛県で、卒業時に高卒資格も取得できるという専門学校はほとんどありません。
平成25年に開設した、松山市にある「河原高等専修学校」が唯一と言えます。
この学校の調理師養成学科では、3年間に渡って調理師になるための専門的な知識を学んだ上で、調理師免許を取得することを目的とした学校生活を送ります。
同時に、同校を運営する学校法人が開校している通信制高校の未来高等学校の生徒として3年間在籍しながら、スクーリング等を受け、3年で調理師免許に加えて高校卒業資格も手にすることができます。
高校を卒業した後に調理師になるために専門学校に通うよりもずっと早く調理師としてデビューすることができるので、目的がはっきりしている人にとっては好都合な学習環境だと言えるでしょう。

他に、愛媛県内で中卒者・高校中退者が入学することができる高等課程を置いた専門学校はいくつかあるのですが、いずれも高校の卒業証書は手にすることはできません。

なお、愛媛県の高校中退率は、平成24年度の全国調査では1.5パーセントと、ちょうど全国平均と同じ割合でした。
一方で、愛媛県内の定時制高校は単置1校、併置9校、通信制高校は単置2校、併置2校などとなっています。
愛媛県は、四国の他県と比較すると高校生の数は最も多いです。
しかしながら全日制高校以外で高校生活を送る選択肢は人数の割にそう多くはないため、愛媛県では多くの高校生が昼間の全日制のクラスに通って卒業している現状にあります。

ちなみに、愛媛県は、小学校、中学校、そして高校の全てにおいて、不登校児童・生徒の人口1000人当たりの人数が、四国のみならず全国的に見ても極めて少ないのが特徴です。
県民性から、学校生活でもあまり悩まない子が、良い意味で多いからかも知れませんね。